DNAマイクロアレイを用いた植物エストロゲン応答性遺伝子の発現プロファイリング
FEBS Letters 2005, Vol. 579 (7), 1732–1740.
概要
172の全エストロゲン応答遺伝子を用いて作製したオリジナルのDNAマイクロアレイを用いて植物性エストロゲンの生理活性を測定した。試した環境ホルモンは14化合物であり、測定結果をヒトのエストロゲンの結果と相関図やクラスター解析を用いて比較した。結果として、相関係数Ｒは以前えられた環境ホルモンと同様0.7から0.9の間で互いに類似していたが、クラスター解析の結果を以前得た環境ホルモンと比較すると、植物エストロゲン特有の特徴が見られた。クラスター解析の結果はp53遺伝子、Akt2関連遺伝子、細胞分裂促進因子、Ras関係遺伝子、AP-1関係遺伝子などに注目して比較した。
論文
Ise, Ryota, et al. "Expression profiling of the estrogen responsive genes in response to phytoestrogens using a customized DNA microarray." FEBS letters 579.7 (2005): 1732-1740.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S001457930500236X
DOI:10.1016/j.febslet.2005.02.033
